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「ヒゲは他の部位より痛いと聞くから踏み出せない」。鼻下やアゴの毛が濃く、レーザーの痛みに耐えられるか不安で予約ボタンを押せない、という声は多いものです。結論から言うと、ヒゲ脱毛の痛みは麻酔の有無・料金と照射方式(熱破壊式か蓄熱式か)の2つで大きく変わります。痛みが不安な人ほど、料金や回数だけでなく「麻酔がいくらで使えるか」「蓄熱式を選べるか」を基準にクリニックを選ぶと、通い続けやすくなります。効果や痛みの感じ方には個人差があることを前提に、減らす手段を具体的に見ていきます。
ヒゲ脱毛が「痛い」と言われる理由

レーザー脱毛は毛の黒い色(メラニン)に光を集めて熱を出し、毛根に作用させる仕組みです。ヒゲは体の中でも毛が太く密度が高いため、それだけ多くの熱が一点に集まり、鼻下やアゴは皮膚が薄く神経も敏感なので痛みを感じやすくなります。よく「輪ゴムで強くはじかれる感覚」「熱い針で刺される感じ」と表現されるのはこのためです。
一方で、痛みは我慢するしかないものではありません。医療機関(クリニック)では麻酔を使えますし、方式の違うレーザーを選べる院もあります。痛みを前提にあきらめる前に、下の2つの軸で減らせる余地を確認してください。
痛みを減らす2つの軸|麻酔と機器

1つ目の軸は麻酔です。医療脱毛では、塗って感覚を鈍らせる「麻酔クリーム(表面麻酔)」と、ガスを吸ってぼんやりさせる「笑気麻酔(亜酸化窒素を吸入する鎮静法)」の2種類が一般的です。サロン脱毛(エステの光脱毛)は医療機関ではないため麻酔を使えません。痛みが心配で確実に和らげたいなら、麻酔が使える医療脱毛が選択肢になります。
2つ目の軸は照射方式です。毛根を一気に高温で焼く「熱破壊式」は効果が出やすい反面、痛みは強め。低い温度でじわじわ温める「蓄熱式」は、痛みが比較的おだやかとされます。両方を扱う院なら、痛みに応じて相談できます。
麻酔料金を各院で比べる(2026年9月時点・公式サイト確認)
麻酔は「無料か有料か」「1本/1部位あたりいくらか」が院によって違います。ヒゲ全体に塗ると部位単価がかさむ院もあるため、総額に影響します。主要院の麻酔の扱いを整理しました。
| 院 | 麻酔クリーム | 笑気麻酔 |
|---|---|---|
| メンズリゼ | 1本 3,300円 | 30分 3,300円 |
| レジーナクリニックオム | 無料(ヒゲ脱毛デビュープランのみ 3,300円) | 記載なし |
| メンズエミナル | 無料(ヒゲ・ワキ・VIO) | 記載なし |
| 湘南美容クリニック | 1部位 980円(強力タイプはフェイス・首のみ 980円) | 1部位 2,200円 |
| メンズルシア | 1回 3,300円 | 記載なし |
| ゴリラクリニック | 表面麻酔クリームあり(料金は公式の料金ページに記載なし・要問い合わせ) | 笑気麻酔あり(同上) |
麻酔を無料で使えるのはレジーナクリニックオム(通常のヒゲプラン)とメンズエミナルです。有料の院でも、湘南美容は1部位980円と単価が低めです。痛みに弱い自覚があるなら、麻酔が無料または低単価の院を候補に入れておくと、毎回の負担を抑えられます。
麻酔代を含めた計算例
実際にいくら上乗せになるかを見てみます。メンズリゼでヒゲ全部位 5回 59,800円のコースに、毎回麻酔クリーム1本 3,300円を使うと、麻酔代は 3,300円×5回=16,500円。総額は59,800+16,500=76,300円になります。一方、レジーナクリニックオムのヒゲ5部位 5回 39,800円で麻酔クリームが無料なら、麻酔代は0円のまま。麻酔を毎回使う前提なら、この「麻酔が無料かどうか」が総額を左右します(いずれも2026年9月時点・公式サイト確認、税込)。
熱破壊式と蓄熱式で痛みはどう違うか

同じヒゲでも、選ぶ機器で体感は変わります。熱破壊式は毛根を瞬間的に高温で処理するため、太いヒゲには効きやすい反面、パチッとした強い刺激を感じやすい方式です。蓄熱式は皮膚の浅い層をやや低い温度で連続的に温めるため、痛みは弱めでじんわりした温かさに近いとされます。
ただし、どちらが自分に合うかは毛質や肌質で変わり、効果の出方にも個人差があります。両方式を扱う院なら、初回は痛みを見ながら方式や出力を相談できます。公式サイトで確認できる各院の方式は次のとおりです(2026年9月時点・公式サイト確認)。
- メンズエミナル: 料金表は蓄熱式プラン。熱破壊式はカウンセリング時に案内。
- レジーナクリニックオム: 熱破壊式(ジェントルマックスプロ等)と蓄熱式(ソプラノチタニウム)の両方。
- メンズリゼ: 熱破壊式ヤグレーザーと蓄熱式ダイオードレーザーの両方(院により取り扱い機が異なる)。
- ゴリラクリニック・メンズルシア: 熱破壊式のジェントルシリーズを使用。
「痛みが不安だから蓄熱式も試したい」なら、両方式を置く院を選ぶと選択肢が広がります。方式ごとの料金や回数の考え方は、メンズ脱毛おすすめ|医療とサロンを総額と麻酔代で比べるで全体像を確認できます。
痛みが不安な人の選び方フロー

痛みを軸に選ぶなら、次の順で条件を絞ると迷いにくくなります。
- 麻酔を確実に使いたいか → はい: 麻酔が使える医療脱毛に絞る。サロン脱毛は麻酔不可。
- 麻酔代を上乗せしたくないか → はい: 麻酔クリームが無料の院(レジーナクリニックオム・メンズエミナル)を優先。
- 強い痛みを避けたいか → はい: 蓄熱式を選べる院(メンズエミナル・レジーナクリニックオム・メンズリゼ)を候補に。
- 効果を優先しつつ痛みは麻酔で抑えたいか → はい: 熱破壊式+麻酔の組み合わせを相談する。
まずカウンセリング(施術前の無料相談)でテスト照射ができるか確認し、痛みの強さと麻酔の効き具合を自分の肌で確かめてから本契約に進むのが安全です。
よくある質問
麻酔をすれば痛みはゼロになりますか。
痛みを完全に消すとは言い切れません。麻酔クリームや笑気麻酔は感覚を鈍らせて痛みを和らげるもので、効き方には個人差があります。強い痛みが心配な場合は、クリームと笑気麻酔を併用できるか、方式を変えられるかをカウンセリングで相談してください。
初回から麻酔は使えますか。
多くの医療脱毛で初回から麻酔を選べます。ただしゴリラクリニックのスタートプランのように「初回は麻酔クリーム1回無料・2回目以降は麻酔不可」といった条件付きのプランもあるため、契約前に麻酔の可否と回数の扱いを確認しておくと安心です(2026年9月時点・公式サイト確認)。
回数を重ねると痛みは変わりますか。
一般に、施術が進んで毛が薄く細くなると、レーザーに反応する熱量が減るため痛みは軽くなっていく傾向があるとされます。ただし感じ方には個人差があり、部位や体調によっても変わります。最初の数回がつらいと感じたら、その回だけ麻酔を強めに使う相談もできます。
サロン脱毛なら痛くないですか。
サロンの光脱毛は医療レーザーより出力が低いため痛みが弱い傾向はありますが、無痛ではありません。また医療機関ではないため麻酔は使えず、痛い場合に和らげる手段が限られます。痛みを麻酔で管理したいなら医療脱毛が向いています。
笑気麻酔とクリームはどちらが痛みに効きますか。
作用が異なります。クリームは塗った部分の表面の感覚を鈍らせ、笑気麻酔は吸入して緊張や痛みへの意識をやわらげます。ヒゲの局所的な鋭い痛みにはクリーム、緊張しやすい人には笑気麻酔が向くことが多く、両方を使える院なら併用も相談できます。
参考・出典
- メンズリゼ 料金(麻酔クリーム・笑気麻酔): https://www.mens-rize.com/price/
- ゴリラクリニック 料金: https://gorilla.clinic/price/
- レジーナクリニックオム 料金・機器: https://www.homme.reginaclinic.jp/price/ ・ https://www.homme.reginaclinic.jp/about/machine/
- 湘南美容クリニック メンズ ヒゲ脱毛(麻酔料金): https://www.sbc-mens.net/contents/datsumo/hige/
- メンズエミナル 料金・FAQ: https://mens-eminal.jp/menu/ ・ https://mens-eminal.jp/faq/
- メンズルシア 料金: https://mens-lucia.com/price/
- 厚生労働省 医政局医事課長通知「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」(平成13年11月8日 医政医発第105号): https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1

